健康寿命を延ばそう！

さて、厚生労働省が７月３０日に発表した簡易生命表で、2020年の日本人の平均寿命は女性が87.74歳、男性が81.64歳となり、過去最高を更新したそうです。

９年連続のプラスであり、女性は世界１位の平均寿命、男性は世界２位の平均寿命とのことであり、日本は長寿の国だなと改めて感じました。

みなさんは、「健康寿命」という言葉を聞かれたことはありますか？

健康寿命とは、WHO（世界保健機関）が2000年に提唱した新しい指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間とされています。

これまでの平均寿命は、いわゆる「寝たきり」や「認知症」といった介護を要する期間を含んでおり、生涯の健康な時期との間に大きな開きがあることが指摘されていました。

日本では、寝たきりなどの介護の必要な期間が欧米各国と比べても長いと言われています。

人生の最後まで、元気に、健康で、楽しく過ごすためには、どんなことに気をつけたらよいでしょうか。

1 毎日10分の運動や、あと1000歩ウォーキングするなど日常生活に少しずつ運動を取り入れる

2 毎朝、朝食をとり、１日の中であと一皿分の野菜を取り入れる工夫をする

3 自分や周りの人も一緒に禁煙をすすめる

4 病気の早期発見や早期治療のために、健診やがん検診の受診する

5 病気を予防し、自分の歯で食事を続けていくために、丁寧な歯磨きと定期的な歯科受診をする

6 生活習慣病予防や心の健康を保つために質の良い睡眠をとる

などなど、日常生活に少しずつ取り入れて、健康寿命を延ばしましょう！

コロナ禍の今、外出自粛などにより、運動不足や食生活が乱れやすくなっています。これまで以上に健康的な生活を心がけて、今後の人生をより良いものにしていきたいですね。

参考：厚生労働省HP　スマート・ライフ・プロジェクト

　　　熊本県HP　くまもとスマートライフプロジェクト