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熱中症予防とこころのケア

今年は、例年より遅い梅雨明けとなりました。

一気に夏本番、連日猛暑日の予想です。

 

暑い中、復興にご尽力中の皆様には、安全に留意のうえご活躍されることをお祈りいたします。

 

熱中症に注意

新型コロナウイルス感染症の拡大もあり、例年以上に熱中症に気をつけていく必要があります。

 

マスクを着用している場合、のどの渇きを感じなくてもこまめな水分補給が必要です。

水分の1日の摂取量の目安は、食事以外に1.2L程度です。

6~8回程度に分けて取ることが推奨されています。

 

また、激しい運動やたくさんの汗をかいたときは、塩分も摂取する必要があります。

塩飴や塩タブレット、経口補水液など常備しておくと、すぐに補給することができ便利です。

 

暑さ指数(WBGT)」も参考にしながら、無理のない範囲で活動しましょう。

 

参考:令和2年度の熱中症予防行動について(厚生労働省)

   過去の耳より情報の記事「熱中症について」「熱中症の予防・対策について

 

ストレスと上手につきあおう

一方で、「最近はなんだか気分が落ち込んでやる気がでない」というお話を聞くことがあります。

 

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、外出自粛要請や休業要請、子供たちは学校の休校や行事の中止などの大きな環境の変化がありました。

7月には豪雨災害が起こり、人吉球磨地域で甚大な被害がでたことに心理的負担を感じておられる方も少なくないと思います。

これまでに経験したことのない状況の中で、気づかないうちにストレスや疲れをためがちです。

 

ストレスと上手につきあうために、まずは生活習慣を整えることが大事です。

体によい食事をとる、十分な睡眠をとる、適度な運動をする、ゆっくり入浴するなどは、体力の維持のためにも大切にしていきたいことです。

 

また、リラックスできる時間を普段の生活の中に取り入れることも大事です。

ゆっくりと腹式呼吸をしたり、好きな音楽を聴いたり、ぼうっと窓の外を眺めたり、ゆったりストレッチをしたり、ただ、のんびり過ごすことも気軽にできるリラックス方法の一つでしょう。

 

考え方や見方を少し変えてみることも大事です。「○○しなければならない」と考えると、うまくいかないときにより強いストレスを感じてしまいがちです。

これはできている、これはうまくいっているという点を見つけるようにすると、気持ちが楽になります。

 

最後に、困ったときやつらい時は、誰かに話を聞いてもらうようにしましょう。

話していくうちに、気持ちが落ち着いたり、安心感を持つことにつながります。

身近な人の中に、相談できる人を増やしておきましょう。

 

眠れない状態が続く場合や、不安な気持ちが続く場合は、最寄りの病院や、かかりつけの医師へ相談しましょう。

 

 

参考:みんなのメンタルヘルス総合サイト(厚生労働省)

   災害後のこころのケアについて(熊本県)

 

《ピーチ店・H》