平成31年が始まりました。
今年も山口薬局をよろしくお願いします。
さて、全国でインフルエンザの流行が本格化しています。
1月9日に厚生労働省が公表した資料によると、全国5千カ所の定点医療機関から報告された直近1週間(2018年12月24~30日)の1医療機関あたりの患者数は、前週の8.05から11.17人に増加し、「注意報」レベルとされる10人を上回りました。
熊本県については、全国平均を大きく上回る14.53人と全国で4番目に多い数となっています。
参考:厚生労働省ホームページ「インフルエンザに関する報道発表資料」
そこで今回は、私たち一人ひとりができるインフルエンザ対策をご紹介します。
インフルエンザにかからないために
ワクチン接種
インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など、罹患すると重症化する可能性がある方への効果が高いと考えられています。
外出後の手洗い等
流水・石鹸による手洗いは、インフルエンザウイルスを含めた感染症対策の基本です。
マスクと手洗いを両方することがインフルエンザ対策に効果的だという報告があります。
適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能の低下によりインフルエンザにかかりやすくなります。
十分な休養とバランスの取れた栄養摂取
日ごろから、十分な休養とバランスのとれた食事で、体の抵抗力を高めましょう。
人込みや繁華街への外出を控える
飛沫感染を防ぐため、特に高齢者や基礎疾患のある方、妊婦、体調のすぐれない方は、人込みや繁華街への外出を控えると良いでしょう。
インフルエンザにかかったかも?そんなときは・・・
外出を控える
人混みや繁華街への外出を控える。
無理をして学校や職場等に行かない。
「咳エチケット」の徹底
インフルエンザの主な感染経路は、咳やくしゃみで口から出る小さな水滴によるものです。
咳やくしゃみ等の症状のある時は、家族や周りの方へうつさないように、飛沫感染対策としての咳エチケットを徹底しましょう。
参考記事:「「咳エチケット」と「正しいマスクの付け方」について」
その他
〇安静にして休養をとりましょう。特に睡眠をとることが大切だそうです。
〇水分を十分に補給しましょう。
〇高熱や呼吸が苦しいなど、具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう!
おわりに
以上のとおり、インフルエンザは対策によって、罹患を防いだり、他人への感染を防ぐことができます。
マスクや体の抵抗力をつけるドリンク等は、山口薬局にご相談ください。
ぜひ、皆さまにとって健康で良い年になりますように!
参考資料:厚生労働省ホームページ
<本店見習いM>
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