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熱中症の予防・対策について

8月に入り、ますます暑さが酷くなってきました。

まさに酷暑ですね!

 

今回は、前回に引き続き、熱中症関連で、”熱中症の予防と対策について”です。

 

熱中症はいつでもどこでも誰でも条件次第でかかる危険性がありますが、正しい予防法を知り、普段から気をつけることで防ぐことが出来ます。

 

① 水分、塩分をとろう

まずは基本中の基本、水分・塩分補給です。

 

のどが渇いていなくても、こまめに水分をとりましょう。

 

スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料は、水分の吸収がスムーズにでき、汗で失われた塩分の補給にもつながります。

カフェインの入っていない麦茶等もオススメです。

 

過度に塩分をとる必要はありませんが、毎日の食事で程よく塩分をとりましょう。

 

大量の汗をかくときは、塩飴や塩タブレット、経口補水液等で塩分補給を!

  

ただし、病院から水分や塩分の制限をされている場合は医師に相談されてください。

 

② 睡眠環境を快適に保とう

通気性や吸水性の良い寝具をつかったり、エアコンや扇風機を適度に使って快適な睡眠をとりましょう。

  

寝ている間の熱中症を防ぐと同時に、日々ぐっすりと眠ることで翌日の熱中症を予防しましょう。

③ 暑さに対する工夫をしよう

扇風機やエアコンで室温を適度に下げましょう。過度の節電や「この程度の暑さなら大丈夫」と我慢してはいけません。

 

衣類は麻や綿など通気性の良い生地を選んだり、下着には吸水性や速乾性に優れた素材を選ぶと良いでしょう。

 

ぼうしをかぶったり、日傘をさすことで直射日光を避けましょう。また、なるべく日陰で活動しましょう。

 

さまざまな冷却グッズを使用しましょう。首元など太い血管が体の表面近くを通っている場所を冷やすと、効率よく体を冷やすことができます。

 

 

④ 丈夫な体をつくろう

バランスの良い食事やしっかりとした睡眠をとり、丈夫な体をつくりましょう。

 

体調管理をすることで、熱中症にかかりにくい体づくりをすることが大切です。

  

*例えば、納豆や豆腐・味噌などの豆製品・色の付いた夏野菜・豚肉・レモンや梅干、酢などを積極的にとるようにしましょう!

 

注)かかると怖い!水中毒にも注意を!!

熱中症に似ている症状で、”水中毒”というものがあります。(頭痛・めまい・多尿・頻尿・吐き気、重度になれば意識消失等)

 

主な原因は、水分の過剰摂取です。

塩分等が入っていない水を短時間で大量に摂取すると、血液中の塩分濃度が薄くなり過ぎて引き起こされます。

 

1日の水分摂取量の上限は、2L程だそうです。水分は、スポーツ飲料等をこまめに少しずつとるようにしましょう。

  

*水中毒になった場合の対処法で大切なのは、第一に水分をとらないことです。すぐに病院へ行きましょう。

 

さいごに

しっかりと予防と対策をとることで熱中症を防ぎ、まだまだ続く酷暑を乗り切りましょう!

 

( 参考: 一般社団法人日本気象協会「熱中症ゼロへ」 https://www.netsuzero.jp/ )

 

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