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熱中症について

今年の熊本は7月9日に梅雨明けしました。

これは、平年より10日、昨年より4日早かったのだそうです。

 

記事を書いているのは7月10日ですが、日中、私が登録している携帯電話の熱中症情報アプリから「熱中症の危険あり 運動は原則中止」と通知がありました。

内容を詳しく見ると、環境省の基準である「暑さ指数」は、31.0で危険度は最高レベルの4とのこと。

 

暑さ指数とは

暑さ指数は、熱中症を予防するため1954年にアメリカで提案された指標です。 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。

暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3要素を取り入れたものです。

 (環境省「熱中症予防情報サイト」http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php#guideline

 

熱中症とは

発汗による体内の水分や塩分(ナトリウムなど)の減少や、血流の悪化などにより、体温が上昇し、重要な臓器が高温になることで発症する障害の総称です。

死に至る可能性のある病態ですが、予防法を知り、実践することで、完全に防ぐことができます。また、応急処置を知っていれば、重症化を回避し後遺症を軽減できます。

(環境省「熱中症予防サイト」http://www.wbgt.env.go.jp/heatillness.php)

 

熱中症はどのようにして起こるのか

環境省によれば、熱中症を引き起こす条件は、「環境」と「からだ」と「行動」によるものが考えられるそうです。


「環境」・・・気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強い、締め切った屋内、エアコンのない部屋、急に暑くなった日、熱波襲来 など
「からだ」・・・高齢者や乳幼児、肥満の方、低栄養状態、下痢などでの脱水状態、二日酔いや寝不足といった体調不良 など

「行動」・・・激しい運動、長時間の屋内作業 など

 

熱中症を予防するには

 (環境省「熱中症予防サイト」http://www.wbgt.env.go.jp/heatillness.php)

 

熱中症の応急措置について

さいごに

山口薬局では、スポーツドリンクや塩飴など、熱中症予防のグッズを取り扱っています。

 

ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。

 

(本店見習い K)